THANKS TO YOU !!!

のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'23/07/28 笙ヶ岳・大平より②…河原宿~笙ヶ岳三峰~二峰~一峰

 

1ヵ月前には大きな雪渓があって 雪の上を歩いたところは、
石がゴロゴロした斜面になっていた。

 

 

雪解け水は、賽の河原の方へと 心地よい音を立てて流れていた。
賽の河原付近も、雪解け水が勢いよく流れているのだろう。

そして・・・賽の河原の方の雪渓も 小さく小さくなってる。

 

ヒナザクラの花を眺めていると、
池塘の方からガスが流れてくるのが目に入った。

 

さっきまで青空が広がっていたと思ったら、
ガスが流れてきた~。(;^ω^)

 

残っている雪渓は このくらい。
あと何日か後には 全部解けてなくなりそだな。

 

長坂道T字分岐へと続く道の方を眺めつつ、池塘の方へ登って行く。





 

池塘の向こうに 青空とモワモワ動くガス。
夏だなぁ~という景色。

 

反対側の池塘
その奥にはガス。

 

これから行く笙ヶ岳三峰にも・・・ガス。



1ヵ月前に来た時、辺りは雪渓が解けたばかりで 茶色の景色が広がっていたなぁ・・・
と辺りを眺めながら歩き、

長坂道の方へと斜面を下っていくと・・・

ふと見上げた空に オモシロイ雲。
雲が縞々になっているということは・・・上空はけっこう風が強いのかもしれない。

 

ガスで白くなったり、青空が見えたり。
この繰り返しかもしれないなぁ・・・。

 

8:37 長坂道に出ると、山頂の方はガスに覆われて見えなかった。

 

では、笙ヶ岳三峰へ。

 

三峰へと登りながら 何度も振り返ってみたけれど、
山頂の方は なかなかガスが晴れそうにない。

 

千畳ヶ原の向こうに月山森。
千畳ヶ原を歩いて月山森まで行きたかったけれど、
家の用事で時間制限があるので、またの機会に。 

 

 

 

すっかり植物に覆われた斜面を眺め・・・

 

トウゲブキの黄色が目を引く道を登りきると・・・

8:47 笙ヶ岳三峰に到着。

ガスが流れる景色を眺める。




ここからは、足元に様々な花が咲く稜線の道。

 

あちらこちらで立ち止まって眺めながら歩く。

 

 

 

賑やかに お喋り中。

 

ミヤマホツツジと石との組み合わせがいいな。

 

ツボミも存在感あり。

 

 

 

何のツボミ?
もしかしたら・・・



この花のツボミ?

 

三峰でお会いした方と同じようなペース。
お話しながら 歩いて行く。

・・・三面から登って 狐穴小屋に泊まったこと。
・・・一ノ滝駐車場から登って万助小舎に泊まり、笙ヶ岳から長坂道を下ったこと。
などなど、
私が いつか泊まってみたい小屋に泊まったり・・・
私が そのうち歩いてみたいコースを歩いたり・・・
「山歩きを初めて半世紀」というその方のお話を、憧れの気持ちでお聞きした。

 

5年前?に笙ヶ岳で会った 仙台市からのお二人は、
「昨日 万助小舎に泊まって、今日は長坂道を下る」
と言ってて、羨ましく思ったっけ。

 

その少し後、
私が 以東小屋に初めて泊まろうと泡滝からスタートした時、
偶然 このお二人に会った。

「オツボ峰コースを登っていって 狐穴小屋に泊まって、直登コースを下る予定」
とのことで、
またまた羨ましく思ったのだった。

華奢な感じの中に凛とした雰囲気のある彼女が、
トレランをしているという彼氏の速いペースに普通についていくことや、
スッキリして素敵なデザインのザックを背負っていたことが、印象に残っている。




トウゲブキのツボミに、ふと立ち止まった。
けっこう大きめなツボミ。



その大きなツボミの中に 小さなツボミがいくつかある。


先日、
ウバユリの大きなツボミの中から 一つ一つの花のツボミが出てくることを知ったばかり。

ウバユリの他にも そういう花があるんだなぁ・・・
と トウゲブキのツボミをあらためて見て気づいた。

「何となく目に入っているけれど、
 意識して見ていないために知らないこと」
が、たくさんたくさんあるんだなぁ・・・。




・・・っていうか、



私が知っていることなんて ほんの一部だし、
興味を持ったことについて どんなに調べて覚えたとしても、
それは ほんのちょっとしたことなんだよね~と思う。

 

もうすぐ一峰。




もう準備しているウメバチソウ




波がそのまま固まったような岩。

 

9:15 笙ヶ岳一峰に到着。




一峰、花畑。




ハクサンイチゲは、2度目?の花盛り。
この後、まだ咲くね。

 

西側は、花畑の向こうに青空。





 

南側に行ってみたら・・・
ものすごい速さでガスが動いていた。




生き物みたいに。




しばらく待っててみようかな・・・と思いながら
ガスが流れる様子を眺めていたけれど、



このまま待っていても、なかなか庄内平野は見えそうにない。

 

夕方になればガスは取れてくるんだろうけど・・・
帰宅しなければならない時間が決まっているので 諦めることにする。

三角点のあるところに戻り、
秋田からのお二人と 仙台からの方、三人の先輩方のお話をお聞きしながら一休み。


                        ・・・③へ続く・・・