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のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'22/07/10 鳥海山・笙ヶ岳まで②…賽の河原~御浜~長坂道T字分岐

 

では、賽の河原から御浜の方へ。

 

夏の終わりには枯れてしまう沢も、
この時は雪解け水がザーザー流れてる。

 

北側を見ると、小さな池塘に青空と白い雲が映っていた。

 

河原宿の方から雪渓を下ってくる人たち。

 

 

 


私も 笙ヶ岳からの戻りは あっちを下ってくる。

 

石の階段を少し登ったところで、
賽の河原を振り返って眺める。

 

ここのイワオトギリ、もうすぐ咲きそう。

 

ゴゼンタチバナ、石の間に咲いているのも可愛いな。

 

ここも、前回(6月中旬)は雪渓を歩いたんだったな。

 

ゴロゴロした大きな石を見て、
昨年7月中旬に母と笙ヶ岳まで行き、帰りにこの辺りで何度も休憩しながら下ったことを思い出した。

 

この辺りのチングルマは まだこれから。

 

道がなだらかになると、
道のそばには コバイケイソウや・・・

 

ウラジロヨウラク

 

アカモノなども咲いていた。

 

うわ~・・・。

 

 

 

御浜が近づいてきたら、ニッコウキスゲも。
ここのツボミは、明日には開きそう。

 

 

御浜に到着。

 

稲倉岳は、まだガスの中。

 

さて、小屋の向こう側に行くと、どんな様子だろうか?

 

おっ!

 

おおっ!

 

ガスはあるけれど、真っ白というほどじゃないぞ。

 

ガスの切れ間には 陽も差しているし・・・。
よし、長坂道を笙ヶ岳へと歩いていこう。

 

見下ろした斜面には、
もうすぐ咲きそうなニッコウキスゲのツボミがいっぱい。

 

登山道のわきには、咲いてるニッコウキスゲがいっぱい。

 

日曜日なので、グループ・団体で来ている人たちも多い。
寒河江から来たという団体の方々は、37名で来て、
大平~笙ヶ岳~御浜~鉾立というコースであるくのだそう。

 

少し歩いてから御浜の方を振り返ると、
登山者で大賑わいの様子だった。

 

 

 

雲間から差し込む陽が当たると、
ニッコウキスゲのオレンジ色が さらに鮮やかになるのだった。


向こうから来た人たち、お一人は SONEみたいに頭にタオルを巻いてるなぁ・・・思っていると、
近くなって見たらSONEさんご本人だった!

 

笙ヶ岳ではガス優勢で なかなか眺望を得られなかったけれど、
当たり年のニッコウキスゲの大群落を見ることができて良かった!
と笑顔でおっしゃっていた。

そして・・・
「写真展、観にきてね~!」
とも。( ´艸`)

 

 

う~ん・・・確かに 笙ヶ岳まで行っても景色は眺められそうにないなぁ。(;^ω^)

 

でも・・・

 

「ガスが流れる中のニッコウキスゲを眺めながら歩く」
というのも、それはそれで楽しそうだから・・・

 

やっぱり 予定通り?笙ヶ岳まで行こう。

 

ほお~・・・長坂道T字分岐まで「緑の中のオレンジ色」の景色が続いてる。

 

 

ニッコウキスゲばかりじゃなく、
その間に コバイケイソウヨツバシオガマ、タカネアオヤギソウなども咲いている。

 

来て良かったなぁ・・・。

 

長坂道T字分岐の方へ歩いていると、
岩峰の方から蛍光ピンクのTシャツを着て歩いてくる人の姿が。

 

オレンジ色の中に 蛍光ピンクのTシャツ、そして・・・
あ、あの特徴的な帽子は!

と思っていたら、やっぱりTKくんだった。

TKくん、この日は単独。
駐車場が空き始めるだろうと思った昼頃に来て、
大平の駐車スペースの空いたところに停めて登ってきたのだそう。
「残念ながら 笙ヶ岳一峰はガスガスでした~。
 ここから もう下りま~す」

そう言ったTKくんに、
「私が笙ヶ岳一峰に着いた頃にガスが晴れる予定なんだ。」
と言ってはみたものの、心の中では それはキビシイだろうなぁと思っていた。(;^ω^)

TKくん、またね。

 


長坂道T字分岐から岩峰の方へ登り、もう一度 振り返って見た。

スゴイところを歩いてきたんだなぁ・・・。   

 

                   ・・・③へ続く・・・