ふと思い立って、久しぶりに羽黒山の石段を往復することにした。
駐車場そばのトイレの壁に貼られていたポスター。
碧と蒼と橙・・・。
なるほど・・・。
そして、こんなお知らせも。
なるほど・・・と思いながら 随神門の方へと歩いていく。
随神門の前には、『五重ライトアップ』の他に、
『石段詣』ののぼり旗あり。
『つるおか観光ナビ』によると・・・
「羽黒山は 現世の幸せを祈る山 (現在)
月山は 死後の安楽と往生を祈る山(過去)
湯殿山は 生まれ変わりを祈る山 (未来)
とされ、
出羽三山への参拝は、江戸時代には庶民の間で現在・過去・未来を巡る『生まれかわりの旅』として広がりました。
石段詣は この『生まれかわりの旅』をどなたにでも体験いただけるように企画した参拝プランです。
とのことで、
羽黒山の参道の2446段の石段を『お注連』をかけて歩くのだそうだ。
では、スタート。
随神門をくぐってすぐの石段に、木漏れ日が差す。
継子坂。
トントン・・・と下っていけそうなところだけど、
ミズヒキの花を眺めたり・・・
苔を眺めたり・・・
でも大丈夫。
のんびりゆっくり石段を往復しても、明るいうちに戻れるから。(;^ω^)
橋の上から、しばし秡川と須賀の滝を眺め、その水音を聞く。
水の流れる音って、やっぱりいいなぁ。
須賀の滝は 帰りに観に行くことにして、先へ進む。
さっそく、杉の大木の苔や地衣類に目がいく。
先日は 弓張平公園の苔の道を眺めてきたけれど・・・
羽黒山の杉の大木に生えた苔も なかなか美しい。
午後の陽を浴びてイキイキしている苔。
石段に敷かれた石の模様を眺めるのも好き。
杉の大木そのものが存在感あるけれど、
太い根元に いろんな植物がはえていることで、
また違う存在感のようなものを感じる。
一ノ坂。
杉の根元から生えた別の木が、すでに大きくなっている。
一ノ坂を上りきったところにある神社のそばのブナ。
斜面を覆うように・這うように伸びた根を、
いつも眺めてから撮る。
この辺りで、春にはカンアオイの花を見るのだけど・・・
この日 目に入ったのはザトウムシ。(;^ω^)
この辺りは、なだらかで うねっている感じの道。
そんな道を歩いていくと・・・
奥に二ノ坂が見えてくる。
二ノ坂の石段は奥行きが狭いので、一段抜かしで登っていくことが多いかな。
トレーニングにヨシ。(;^ω^)
二ノ坂の茶店には下る途中で寄ることにして、そのまま登っていく。
二ノ坂を登りきった先は、しばし なだらかな道に。
三ノ坂の手前で、やや下り気味の道に。
三ノ坂の手前、南谷への分岐。
南谷にも行きたいところだけど、道がぬかるんでいるだろうな・・・
と、そのまま石段を登っていく。
・・・②へ続く・・・