三連休の初日、先輩Ｙさんからおススメしていただいた写真展を観に行くことにした。
秋田県仙北郡美郷町にある学友館で開催中の
『大川清一 写真展 ～北東北の輝き～』。
稲刈りが始まった庄内平野を眺めながら出発。
午後から雨が降る予報。
空には いろんな灰色の雲があった。
最上川沿いの道になると、山にはガスが。
自分で２時間以上運転するのは久しぶりでドキドキしたけれど、
それほど車の多くないところを走っていったので大丈夫だった。
途中 ハプニングがあったりして 予定より時間がかかり、１０時半前に到着。
受付のそばに立っていた方、ネームプレートを見たら 大川さんご本人だった。
三連休とあって 次々に人が訪れ、
大川さんに 写真を一緒に撮ってほしいとお願いする人・・・
購入した写真集にサインをお願いする人・・・
写真についての質問をする人・・・
と、大川さんに声をかけていた。
会場に入ってすぐのところに『撮影OK』の表示。
ちょうど近くに大川さんがいらしたので、撮った写真をブログにアップしてよいか訊ねると、
「いいですよ～。全部撮ってもいいですから～ 」
と笑顔で答えて下さった。
プロフィール写真は、自衛隊員とかボクサーとかの雰囲気？だけれど、
この日お会いした大川さんは、穏やかな雰囲気で優しそうな笑顔だった。
写真１枚１枚が大きく、スゴイ迫力！
・・・「この写真を撮れるような時に この場所にいる」ことが すごい！・・・
という写真が多かった。
それは やっぱり、
自衛隊時代に培った経験や体力が生かされているんだろうな・・・。
今回展示された写真は１００点！
これだけの写真展、他にはなかなか無いのではないだろうか。
そして・・・
迫力のある大きな作品がたくさん展示されていると、
普通なら 観るにもスゴイ気力・体力を要してしまうのだけれど・・・
大川さんの写真は、パッと見て スッと心に入ってくるので、
会場内をグルグル回りながら 何度も同じ写真を眺めてしまうほどだった。
スライドショーのコーナーもあり。
ブレてしまったのが残念だけど、
大川さんが使用している機材や装備品も展示されていた。
冬山に撮影に行くときのザックは ４０ｋｇほどになるそうだ。( ﾟДﾟ)
「三脚は２つ持っていくときもあるし、レンズも複数持ちますね。」
・・・自衛隊時代の訓練では１００ｋｇの重さ装備を背負って歩いたりもしていたそうだし・・・
・・・ボクシングの練習やトレーニングも過酷だっただろうし・・・
それらの経験が生かされていることは、間違いない。
テントも。
どの写真も素晴しかったけれど、
とくに惹かれた写真の中の１枚が この写真。
「冬が厳しさを増すたび山の美しさは際立つ」
という言葉が心に響いた。
それから・・・この写真も。( ´艸｀)
大川さんと いろいろお話した後、この前で一緒に写真を撮って下さった。
いつか行ってみたい白神山地の写真。
素晴しい写真の数々に、感動とともに元気・エネルギーをいただき、
会場を後にした。
片道２時間半かかったけれど 行ってよかったな～と思った。
