賽の河原から少し歩いたところに見えてくるのが・・・
ロウソク岩。
見る方向によって、
モアイ像のようだったり・・・
指を1本立ててるように見えたり・・・。
海と反対側、
松の木の間から見えるのは 明神の社。
神社には行かず・・・
ソデの浜の波打ち際を歩く。
晴れて波が穏やかなのは、船に乗るには良かったけれど、
陽ざしが強くなって 歩くには だんだんキツくなってくる。(;^ω^)
ということで、今回は灯台には行かず、
そのまま歩いて ゴトロ浜の方へ。
出たよ、緑色の石。
どんなふうにして できたんだろう?
高さが20mほどもあるという崖。
海底火山から噴出した火山弾と火山灰が交互に堆積しているんだって。
『1000万年以上の大昔、飛島が海の底にあったことがよくわかります」
とパンフレットには書かれていたけれど、
1000万年前という時間が感覚的にわからないので よくわかりませ~ん。(;^ω^)
その地層の中に 緑の石の地層があるところも。
赤茶色の崖の下に 明らかに種類の異なる丸石が転がっているは
とっても違和感のある不思議な光景。
不思議といえば・・・
大きな石が 海岸線に近いところに点在しているのも不思議。
このオレンジ色は・・・鉄分が多いとか?
石が 一直線に並んでいるのも オモシロイ。
足元には、小石に混じって貝殻がいっぱい。
子どもの頃に よく連れて行ってもらった砂浜は、
昨年行ってみたら 貝がらがほとんど無くなっていたなぁ・・・。
薄くて平べったい石が、一直線に並んでいる。
こういうのが あちらこちらにあるのだった。
どん!
ゴトロ浜から オバフトコロ浜の方へと歩いて行くと、
右側は 背の高い草の生えたところになり、
大きなマツの木も現れてきた。
トビシマカンゾウが増えてきたのだけど・・・
トビシマカンゾウがたくさん咲いていたのは
一段上がった先のところだった・・・。
残念・・・。
ふたたび海側に目を移し・・・
ゴロゴロ丸石が転がるのを眺めながら歩いて行く。
突然こんな石も。( ゚Д゚)
私が歩いて行く先で サササ~ッ・・・と逃げて石の陰に隠れるのは
何の虫かな?(;^ω^)
波打ち際に こんな石が転がっているのは、ホントに不思議。
津波によるもの?
ハマナスは 実ができていた。
花が咲いていたのは5月ごろ?
ふと見ると
小石と その下の岩の間を、ジワジワと水が流れていた。
そういえば・・・
地図をみたら、飛島には いくつかダムがあった。
下が固い岩になっていて その上を雨水などが流れて貯まるのかな。
水を蓄えておくのは・・・タブの木?
右奥にあるのが『ジジ石』、
左にある大きい方の石は『ババ石』。
何か言い伝えがあって 名前の由来になってるのかな。
歩いてきた浜辺を振り返って眺めてから・・・
荒崎へ。
昨年のGWに訪れた時、この辺りの草刈りをしている方に出会ったっけな。
「全国各地の島めぐりをしてきて 最後に地元山形県の飛島に来てみたら、
宝がいっぱいなのに 手入れされない状態になっていた。
空き家になっていた古民家をⅮIYで改装し、飛島に移住。
荒崎頸部の植物群落周辺の手入れや 海岸のごみ拾いなどをボランティアでしている・・・」
ということをお話して下さった。
「今度は 6月中旬に来てトビシマカンゾウがキレイだよ」
とおっしゃっていた。
来ましたよ、6月中旬のトビシマカンゾウが咲く時期に。
トビシマカンゾウの咲く中に ビブスを付けた方がいるぞ?と思ったら、
トビシマカンゾウについて研究している山形大学の先生と学生さんだった。
ベンチがあり、ここで景色を眺めながら のんびりできる。
ベンチの後ろに看板あり。
工夫して利用してきたんだなぁ・・・。
今度は オニユリの咲く時期に来てみる?
なるほど・・・
さっきトビシマカンゾウがたくさん咲いてた階段状のところ、
こんなふうにしてできたのかぁ・・・。
鳥海山・飛島ジオパークのHPによると、
『この荒崎の植物群落には、
トビシマカンゾウ・スカシユリなどの海岸植物、海岸岩壁植物、草原植物が混生する
とても珍しい植生が広がっている』
ということで・・・
『飛島・荒崎頸部の植物群落』として 酒田市の天然記念物に指定されたそうだ。
これは、何の花だったかな。
荒崎の北側。
こっちにも海食台が広がっている。
水に浮かんでいるのは どなた?
海を眺めているトビシマカンゾウ。
ちょっと?暑かったけれど、少し風もあり・・・
ベンチで昼食休憩。
波音をBGMに ぼ~っと海を眺めながら。
・・・③へ続く・・・