11:22 装束場から 湯殿山コースに合流。
金姥分岐の方へ向かって歩き出した。
石跳川沿いの道も素敵だったけど、
ここからの道も好きなんだなぁ。
ふと足元を見たら、イワナシの実あり。
ナシほどジューシーでなかったけど、シャリシャリしてて・・・
3個とも美味しくいただいてしまった。( ´艸`)
姥ヶ岳付近にも💚型の池塘があるけど、
ここにも 💚っぽい小さな池塘があった。
ふと振り返ってみたら、
湯殿山がガスで見えなくなるところだった。
道の北側の池塘は どうなってるかな?・・・と見たら、
雪渓があった。
この辺りも最近まで雪が残ってたのかな・・・
と、辺りを眺めながら歩いて行く。
石の階段を登り、水音が大きくなると まもなく・・・
11:43 浄身川付近に。
右手側からの沢と・・・
左手からの沢が合わさって流れていく。
左手の沢のそばには 湧水が出ているところがあり、
石跳川の源流になっているようだ。
この浄身川付近で昼食休憩。
私は 湧水ポイントの近くで。
空に灰色のところがあって、降るかもね~と言いながら登ってきたのだけど、
昼食休憩時になって雨が降り出した。
長くは続かないような雨だったけど、いちおうレインウェアを着た。
着たら 雨は上がった。(;^ω^)
これは・・・カラマツソウかなぁ? ミヤマカラマツ?
そろそろ昼食休憩終わりという時、
ガイドのIさんが もう一度キヌガサソウを見に行くというので、ついていった。
ガクが薄い黄緑色になっているのは、実がなってきた時期だからのようだ。
葉の数と 花びらのようなガクの数が同じらしいので数えてみたら、
確かに、7枚のもの、8枚のもの、9枚のもの・・・それぞれ葉とガクが同じ数だった。
葉とガクの数が同じだったり 倍数だったり、
それぞれの植物でいろいろあってオモシロイ。
これは・・・葉とガクが8枚。
そして、緑色の実ができ始めていた。
11:20 浄身川付近での昼食休憩を終え、再び歩き出した。
イワイチョウ、ツボミも可愛い。
クルルンなミヤマホツツジ。
これは・・・ミヤマコウゾリナ?
ニッコウキスゲって、
雪渓の縁に咲いてることも多い気がする。
ガスが流れる様子を眺めながら、
石がゴロゴロ転がる道を登って行くと・・・
左側斜面の岩の隙間にイワカガミやアオノツガザクラがたくさん咲いているところがあった。
みなさん立ち止まって撮影タイム。
イワカガミの色、濃いのや薄いのや・・・さまざま。
右側の斜面には、いろんな緑。
以前来た時は下の道を歩いた気がするけど、
今回は 下の道にはロープが張られていた。
・・・歩ける感じなんだけどなぁ・・・。
雪渓がとけたところに、
イワイチョウ、トウウチソウ、コバイケイソウなどの葉が顔を出していた。
この控えめな色の花は・・・クロウスゴ?
石の陰に 小さなコバイケイソウ。
コバイケイソウ、今年は少なめの年かな。
また振り返って見たら、
もう少し待っていたら ガスが流れて湯殿山が見えそうな・・・。
少しまってみたけれど、ガスは晴れず。
ナナカマドの木の周りにぐるっとニッコウキスゲ。
また皆さんが立ち止まったぞ?
と急いで行くと・・・
右手の雪渓が解けたところに ヒナザクラが咲いていたのだった。
品倉尾根が見えるところに上がった。
・・・が、
品倉尾根も 上の方はガス。
ウツボグサ、だろうか。
初めて湯殿山コースから登った時、
この花がたくさん咲いていたことが印象に残っている。
雪渓が解けたところに咲く春の花を眺めながら登ってきて、
今度は夏の終わりの花。
場所によって いろんな季節の花を観ることができるのは、
月山の魅力の一つ。
前の方が
「枯れ葉だと思ったら 動いたんだよぉ~」
と言って指さしたのは・・・
・・・びっくりさせたかな、ごめんね。
前方のガスの中に、柴灯森の方から金姥分岐へと下ってきた人たちの姿が見えた。
もう少しで金姥分岐だ。
柴灯森もガスの中。
13:25 金姥分岐に到着。
柴灯森へ続く尾根では、
東からのガスと西からのガスがぶつかり合っていた。
・・・④へ続く・・・