月山にも行きたいと思いつつ、タイミングを逃すことが続き・・・
ようやく向かったのは 上の方の紅葉がすでに終わってしまってから。
装束場付近の紅葉が良さそうだったので、
湯殿山口から登ることにした。
朝 起きて外を見ると、めずらしく霧で真っ白。
家を出た7時前も まだ辺りの霧は晴れなかった。
スーパー農道を走っている途中、サルの親子が道路の端にいた。
・・・そういえば、美容院のYさんは、この辺りでクマの親子に遭遇したって言ってたな・・・
などと思い出しながら進んで行くと、
櫛引地区に入ると、スカッと霧が晴れた。
湯殿山方面の空には こんな雲。
この後 雲はだんだん無くなっていく予報だったけど・・どうかな。
思ったより早く、7:50頃 有料道路のゲート前に到着。
先行者の車が道路わきのスペースに1台あったので、そのわきに停めて待っていると、
後から2・3台やってきた。
他の車の方々と お喋りしながら待っていると・・・
8:15にゲートが開いた。
ゲートから5分ほどで 大鳥居・参籠所のある所へ到着。
登山者用の駐車場に車を停めた。
ノロノロ・キョロキョロしながら歩くつもりなので、
行きはシャトルバスを利用し、下りは歩いて戻ってくることにした。
バスを降りて 湯殿山神社本宮の方へ。
その先にある登山口まで歩いて行く。
8:42 登山口をスタート。
今日は 装束場付近の景色をゆっくり眺めた後、どの辺りを歩くことになるかな。
・・・山頂まで行って 北側や東側の景色を眺めて 往路を戻るか。
・・・牛首から中腹の木道を歩いて 姥ヶ岳で景色を眺めて金姥に戻ってくるか。
・・・金姥までで戻ってくることになるか。
時間を見て決めることにしよう。
今頃 リュウキンカのつぼみだ。
これは・・・オタカラコウ?
これから綿毛が開くところかな?
久しぶりの湯殿山コース。
スタート直後から キョロキョロして立ち止まってばかり。
左下を流れる仙人沢を何度も見下ろしつつ、
その水音を聞きながら歩いて行く。
だんだん青空が広がってきた。
この辺は、キョロキョロし過ぎて左側に落ちないように気を付けて。
この先で 前方を見たら・・・
先行者が 堰堤の上で写真を撮っていた。
私も あそこまで行ってみよう。
上流側。
木々が色づいてる~。
下流側。
堰堤から登山道に戻ると
足元を水が流れるようになり、右側の斜面の方から水音が聞こえてくる。
斜面の石がゴロゴロしたところを水がザーザー流れ落ちてくる様子をしばし眺めた。
ジャージャーと流れてきた水は 仙人沢へと流れ込んでいく。
その水が足元を流れるところを越えてすぐ 道は右へと方向を変え、
ここから『水月光』と呼ばれるところを登って行く。
すぐ右側を流れる沢の水音を聞きながら登る石の道。
前日の雨で 石の道をザーザー水が流れて滑るのではないかと心配していたけれど、
石は少し濡れていたものの大丈夫だった。
道のわきを流れる沢のそばにリュウキンカが咲いているのが目に入ると、
つい立ち止まって眺めてしまう。
道が急な分、少し登っただけで グンと景色が変わる。
さっきいた堰堤が下に見えた。
苔生した石と そこを流れる水。
ずうっと眺めていられるなぁ。
でも、先に進もう。
陽があまり当たらないところ。
石にはコケが生え、濡れて滑りやすいところも。
緑色の道だぁ。
コケの緑がキレイな道もすてきだけれど・・・
陽が差し込むと やっぱり嬉しくなる。
道が いったんなだらかになったところで、
奥に 紅葉の木々が見えた。
斜面をトラバース気味に進むところ。
奥の方に さらに紅葉の木々が見えてワクワク。
視界が開けたところで振り返って見下ろすと、
湯殿山神社本宮の入り口付近が見えた。
遠くに摩耶山とか見えるかな・・・と思ったけれど ガスで見えず。
ここから先、道は 再び急になる。
ここから、梯子をいくつか上る『金月光』。
最初の梯子の後、少しなだらかなところを歩き・・・
その後に こんな梯子が登場。
ここに この長い梯子を設置したというのがスゴイ。
この梯子のあと、
石の道を少し登って・・・
もういっちょ、梯子。
梯子を上り終え、また石の道に。
黄色や茶色の落ち葉が増えてきたなぁ・・・と思いながら登って行くと、
頭上がパッと明るくなり、
すぐ上を雲が流れていくのが見えた。
道が左に曲がるところに 展望ポイントがあったはず。
うわ~ あそこから登ってきたんだぁ。
品倉尾根の方。
これから登って行く方、黄葉の真っ盛り!
9:25 装束場まで来た。
装束場からの景色は・・・?
・・・②へ続く・・・