金姥分岐から湯殿山コースを下っていく。
右を見て・・・
左を見上げて・・・
下を見て・・・
それから歩いて行く。
分岐の辺りは陽が差していたけれど・・・
その先は 日陰でヒンヤリした道に。
日陰には 日陰でイキイキしているものたちが。
色づいた木が現れて間もなく・・・
草紅葉の中の道に。
登りの時 きれいなモザイク模様の斜面が見えた湯殿山は、
上にガスがかかり、ドンヨリした色に。
ササの葉に陽があたり キラキラ光っていた。
登りの時 青空をバックに鮮やかな色を見せてくれた木々を見下ろしながら
下っていく。
朝 ゲートのところで少しお話した方が後から下ってきた。
関東地方からいらしたというこの方は、
月山にスキーをしに来たことは何度もあるけれど、
無雪期に歩いたことが無かったので 今回来た、とのこと。
それで 湯殿山コースを選ぶというところが素敵ですね~。
清身川に来たら、やっぱり そのまま通り過ぎることはできない・・・。
午前とは違って見える景色。
こちらからと・・・
あちらからと・・・
流れてきた水は、
石跳川へと流れ下って行く。
しばらく 水音を聞きながら沢を眺めた後
再び下り始めた。
石の道を下り、視界が開けたところで前方を見ると・・・
奥の湯殿山に ガスの間から陽が差していた。
草の中を下ってきたところで 振り返って見る。
あの奥が 姥ヶ岳か?
姥ヶ岳からこの辺りを見下ろしたんだよね。
登りの時 キラキラ輝いて見えた木々の葉は
下りでは 落ち着いた色に見える。
それはそれで 素敵。
同じ枝の葉でも、葉によって色が違っててオモシロイ。
すぐ隣り同士でも。
少し下って・・・
木々の間をぬけたところで
振り返って見る。
池塘のある所に来た。
青空と白い雲が映る池塘がキレイ。
池塘のところから少し下ると・・・
左側に 黄葉したイワイチョウの葉。
この辺りにも湿地があって
雪が解けた後にはミズバショウが咲くんだったなぁ・・・。
黄葉の葉の中に 赤があると、
引き締まる感じでいいな。
14:30 装束場まで下ってきた。
斜面を下る前に、
この日 いちばんキラキラしていた辺りの景色を眺めながら ちょっと一休み。
・・・⑨へ続く・・・