粟畑に戻り、今度は 南俣沢出合の方へと下っていく。
これから下っていく道。
向こうには、
ガスが取れてスッキリ見える月山と 稜線の上にモクモクなガスのある村山葉山。
粟畑から下り始めて間もなくのところから見る障子ヶ岳山頂。
少し下ると石を並べた道に。
いつか泊まりに来よう!と思いながら もう一度 天狗小屋の方を見た。
この辺り、6月中旬に歩いた前回は、雪渓歩きだったなぁ。
下から単独の方が登って来て、
「今夜は、天狗小屋で 鍋とお酒で のんびり過ごします」
と、ワクワクした表情でおっしゃっていた。
・・・いいなぁ~。
下に建物が見えてきた。雨量観測所だそうだ。
徐々に樹林帯に入ってきたかという辺り、登山道からちょっと入ったところに・・・
雨量観測所は あった。
東斜面に影ができてきた障子ヶ岳。
この日 山頂の方を眺めたのは、この時が最後になった。
樹林帯に入り、山頂の方は見えなくなってしまった。
すごい曲がり方。(;^ω^)
振り返って見る。
振り返ると、紅葉した木々の葉が陽に透けてキレイだった。
斜面に横たわってるような木。
振り返って見る。
木の根の道を振り返って見る。
アップダウンを繰りかえしながら 徐々に標高を下げていく。
迫力あるブナの大木がたくさんあり、つい立ち止まって見上げてしまう。
でも、足元を見るのも忘れずに。
こんな可愛いものがいたりするからね。( ´艸`)
木々の間を縫うように歩くところも。
ブナの大木に付いた苔や地衣類がオモシロくて、
何枚も撮ってしまった。
今にもニョロニョロと動き出しそうな根。
いくつもの小沢を渡ったり、水が浮く道を歩いたり。
そういえば、6月中旬に歩いた時は、いくつもの雪渓を渡ったんだ。
踏み抜きそうでドキドキしながら歩いたところもあった。
あちらこちら道が濡れていたり 小沢を渡ったり、足元に気を付けながら歩いて
『猟師の水場』まで来た。( 残念ながら この時は水量が少なかった。)
ここから まだ道は続く。
徐々に陽が傾いてきたので、気を付けて下りましょう。
・・・⑧へ続く・・・