とんがりピークに登り切ったところから、天狗小屋が見えた。
そして、あの紅葉の斜面のあるピークが粟畑だな。
「せっかく来たんだから、天狗小屋まで行きたいね~。
天狗小屋で休憩にしましょう」
・・・はい、そうしましょう。
見慣れた方向から見るのとは違う以東岳の姿に、見入ってしまう。
粟畑のピークへと登るガンチャンさん。
「以前来た時 粟畑の斜面の紅葉に感動したから、また見たかったんだよな~」
私は、一昨年 見ることができなかった紅葉の景色を見たくて来ました!
振り返ると、障子ヶ岳山頂の奥に、登って来た尾根がずうっと続いていた。
標柱に『粟畑』の文字は無いけれど、粟畑。
では、ここから天狗小屋の方へ下っていくよ。
紅葉の木々のトンネルを下っていくと・・・
道を水が流れるように。
下り切って ゆるく登り返した辺りで振り返って見る。
あの紅葉の斜面を下って来たんだなぁ・・・。
そして・・・天狗小屋は あそこに。
小屋の方へ下る前に、ちょっと その先へ。
分岐から 数m進んだところが、天狗角力取山。
( ※・・・というのは間違いで、天狗角力取山は 奥に見えている小高いところ。)
この時は 天狗の相撲の取り組みは無かったようで、誰もいなかった。
向こうに見えるのが、朝日主稜線に続く道だな。
反対側を振り返ると、
青空をバックに紅葉の粟畑、左側の奥に障子ヶ岳山頂が見えた。
まだ咲いてるタカネマツムシソウが。
会えて嬉しいよ。
では、分岐に戻って 天狗小屋へ行きましょう。
掘れた道を少し下る。
小屋に入って見ると、中はとても明るくキレイ。
階段の壁には大天狗と小天狗がいた。
2階の窓からの景色も素敵。
小屋の中も素敵だったけれど、天気がいいので外のテーブルで昼食休憩することに。
まず最初に、いただいたシャインマスカットを。美味しかった~! \(^o^)/
念願だった障子ヶ岳、紅葉の尾根の急坂を登り下りしながら 天狗小屋まで来ることができた嬉しさとともに、おにぎりやパンもパクパク。
お腹も心も満足したところで、再び歩き始めた。
小屋に泊まって のんびりできればいいのだけれど、帰らなくては。
分岐に戻ると、向こうに小朝日岳~大朝日岳~中岳~西朝日岳と、竜門山に続く尾根がスッキリ見えた。
ガンチャンさんが見たかったという粟畑の斜面の紅葉、
私も見ることができて良かったです!
いつか泊まりに来るぞ~!と思いながら天狗小屋の方を振り返って見た。
・・・⑦へ続く・・・