12:24 半地下状態の東屋を出発。
来た道を戻るにしても、
石段に出て山頂へ登るにしても、
どちらも急坂を登らなければならない。
時間はあるし、
せっかくだから、石段の方へ出て山頂を通って古道を下ろう。
この日、石段の方から南谷に来た方がいたようで、
はっきりしたトレースがあった。
でもね、
せっかくスノーシューを履いているので、
できるだけ?トレースの無いところを歩くよ。( ´艸`)
うわ・・・。
南谷を出てすぐのところ、そういえば・・・
小さな沢が いくつかあるんだったな。
小沢は水が少し流れていて積雪なし。
沢の周りは数十cmの積雪。
飛び越えられる感じでもないし・・・回り込んで渡るところもないし・・・
ということで、
ストックを使ったりお尻をついて滑り下りたりしながら、何とか通過。
何とか通過したところと 南谷の方を 振り返って見る。
小沢にかかる橋をドキドキしながら渡るところもあるけれど、
あとは なだらか。
歌が刻まれた石碑も すっぽり雪をかぶっていた。
大きな幹を支える根。
雪の中、春を待つキブシ。
あちらこちら眺めながら 歩いていくと、
石段手前の石碑?が見えてきた。
石段の三ノ坂の下に合流。
下の方から ずう~っと一筋のトレースが続いていた。何人か歩いた感じ。
ままふぃ~さん、この坂をラッセルしながら登っていらしたのかな。
右側の南谷の方から来て、今度は石段を登っていく。
ここ何年か 年末か年始に だいたい1度は登っていたけれど、今回は登っていなかった。
久々の石段。
石段といっても、雪の急坂になっているけれど。
トレースを使わせてもらえば楽なのに、
やっぱり トレースの無いところを登りたくなる私。
その方がオモシロイということが一番の理由だけど、
踏み固められたところをワカンやスノーシューで歩くと脚にガツンガツンと響いてしまうからだ。
「負荷はかかるけど 負担は少ない」
というのは、アスファルトでなく土や草の上を走るときと似てる。
ふと思い立って、
さらに こんなふうに上がってみたりして。
葉に雪がついた杉の林が いい感じ。
すれ違った方が
「あそこまで登れば、鳥居が見えてきますよ。頑張って下さい!」
と声をかけて下さった。
ありがとうございます!
こんなふうに彫れるの、すごいなぁ・・・」と毎度眺めながら登ると、
間もなく三ノ坂を登りきる。
登りきったところで振り返って見下ろす。
右に方向を変えると・・・奥に赤い鳥居が見えてくる。
ポツンと雪から出ているのは、ウバユリの種さやかな?
13:10 羽黒山山頂に到着。
本殿の方へ そのまま行けそうだけど・・・
灯籠の先にある斎館への道路が除雪されていて、1mちょっとの段差あり。
今回は本殿へは行かず、道路を少し進んだところから 向こうの鳥居の方へ。
鏡池を挟んで向こう側に本殿を見る。
初詣に来たときは たくさんの人が歩いていたけれど、
この日は人がほとんどおらず、静か。
鳥居の先は直進せず、
右手に入って駐車場に出よう。・・・と思っていたのだけど、
駐車場への道が除雪されていなかったのか、見逃したのか、
第二駐車場に出てしまった。
第二駐車場も その先にあるはずの道も 除雪されていない!
ということで、
レストハウス脇への斜面をえっちらおっちら登り、駐車場に出た。
レストハウスで お汁粉をいただこうと楽しみにしてきたけれど、
レストハウスは3月末までお休みとのこと。(;^ω^)
駐車場の誘導係の方だろうか、この日は車も少なくてヒマなのか
話しかけて下さった。
少し話をした後、これからどっちへ下るのか訊かれ、月山ビジターセンターの方へ下ると答えたら、
「有料道路は通れないんだよね~」
と言うので、
「古道を下ります。古道の入り口までなら、車道を歩いてもいいですか?」
と言うと、
「いいよ。じゃ、気を付けてね~」
と手を振って下さった。
古道の入り口まで少し車道を下り・・・
ここから入る。
ままふぃ~さんのワカンの跡があったよ。( ´艸`)
13:30 ここから、下りま~す。
・・・⑤へ続く・・・