ネイチャーセンターから 石跳川沿いに少し歩いてみることにする。
スキーのトレースがあるし、今すぐ天気が崩れる感じでもないので、
状況を見ながら進んで折り返し地点を決めて戻ってこよう・・・と。
こんな景色の中を歩いていると、
2年前の11月末に Sさんのトレースを辿って装束場の手前まで行ってみた時のことを思い出す。
“自分のトレースがあるから きれいな霧氷を観に来れたらきてみてください“
というメールをいただき、来てみたのだった。
振り返ると、ネイチャーセンターの建物が小さくなっていた。
不安な気持ちもあるけれど、
それ以上にワクワクした気持ちが大きい。
そんな時は、とりあえず進んでみる。
いつも以上にキョロキョロして周囲の状況を見ながら。
雪をまとった木々。
まだ埋まっていない川の両側のモコモコした形。
そして水音。
冬の木々は、幹や枝がハッキリして その存在感が増す。
木によって枝や幹の様子が違うので、おもしろい。
白くフワフワした雲が、けっこう速く流れていく。
上の方は風がけっこう強そう。
この辺りは、それほど風が無いけれど。
とろり~ん・・・。
渡れるところをちゃんと見つけて渡ったんだね。
雪が結構つもっているし、川の水が流れているので、落ちたら大変だもんね。
マカロンが たくさんくっついているみたい。
カワクルミの実。
マカロンのような・・・マシュマロのような・・・
そんな様子がオモシロくて、
何度も立ち止まって ザーザーという水音を聞きながら眺める。
奥に真っ白な湯殿山。
今シーズンは、湯殿山までまた登りたいけど、どうだろうか。
雪が崩れやすい急斜面。
ザザ・・・
西側の斜面の上には、小さな雪庇。
キョロキョロ辺りを見ながら、少しずつ進んで行く。
さて、どこまで行こうかな。
・・・④へ続く・・・