13:15 牛首分岐を通過。
天気はいいし、夕方まで下山できればいいから、
ゆっくりのんびり登って行こう。
これは・・・イワイチョウだろうか。
花が終わって実ができ始めた頃の様子を見たことが無かったなぁ。
赤っぽい土?岩?が露出したところの休憩ポイントでは
何人もの人が休憩中。
ここから先は、
山頂から下って来る人たちと たくさんすれ違うことになる。
でも、時間は決まってないし 急がないから
ゆっくりで大丈夫。
そう自分に言い聞かせながら登って行く。
ゆっくり行こうと決めると、
来る時に目に入らなかったものが目に入ったり・・・
来る時にはチラッと見て通り過ぎたものを 立ち止まって撮ったり。
“ゆっくり“って やっぱり大事だな。
何人かのグループが下ってくるたびに、
端に寄って道を譲りながら
景色を眺める。
すぐ上の辺りをガスが流れていく。
大きな石がゴロゴロしてる急斜面。
そこに石で階段がつくられているのがすごい。
登山者・参拝者・・・
これまで いったいどのくらいの人がここを歩いたのだろう。
大きな石が積み重なるあちらこちらの隙間をチラ見しながら登っていたけれど、
この日は オコジョに会えなかった。
鳥海山ではオコジョに会ったことがあるけれど、
月山では まだ無い気がする。
来る時には気づかなかったダイモンジソウ。
品倉尾根のヒダヒダに陽が当たっているのを しばし眺めた。
それから・・・
牛首付近でお話した方の姿を見つけてホッとした。
いつも そうだけど、
同じ道を通っても、
登りと下りでは 違うものが目に入ることがあるからおもしろい。
ここの黄色い花も そう。
アキノキリンソウが咲いてるな、と思いながら下ったのだったけど、
登り返しながら見たら、
アキノキリンソウだけでなく キオンも咲いてた。
よく見ずに「思い込んでいた」というのもあるな。
鍛冶小屋跡の手前で、
鳥海山・笙ヶ岳で2度お会いしたことのあるkaeruさんと またお会いした。
お話しながら 驚くべき事実が分かったりして・・・
15分ほども立ち話してしまった。
また 鳥海山か月山でお会いしそうですね。
14:19 鍛冶小屋跡で 一休み。
山頂台地は もうあそこだ。
もう ちょっとなんだけど・・・
浮き石がたくさんあったりするので、
登りやすそうな足の置き場を探しながら登って行く。
山頂台地付近まで登って行くと、
大きな石?岩?が あちらこちらに。
14:25 山頂台地に上がった。
岩根沢・本道寺コースの方に行きたい気持ちがあったけれど、
この日は このまま山頂を通過して下っていこう。
岩根沢・本道寺コースには、次の機会に行くことにして・・・
その時は 静かなところで のんびりと過ごそう。
午前中は 山頂の奥に鳥海山が見えたけれど、
ガスで見えなくなっていた。
山頂小屋の前を通る。
そういえば 小屋の前にも 大きな石?岩?が ドデデンとあるんだった。
小屋を過ぎたとたん、羽音がして・・・
トンボが ワチャワチャ・ゴチャゴチャ!
こんなにたくさん飛んでいても ぶつからないんだから・・・スゴイな。(;^ω^)
すっかり休憩場所になっている神社の南東側の斜面も、
この時間は静かになっていた。
神社のそばを通過。
斜面にイキイキと生えている植物や
その中に点在する大きな石・・・
滑るように動いていく雲の影を しばし眺めた。
それから 今度は羽黒側へと下り始めた。
午後になり、陽の差す方向が変わり・・・
空の様子も変わって・・・
午前中とは また違う雰囲気の中を下っていく。
時間とともに少しずつ変わっていく景色や雰囲気を感じながら山を歩いていると、
ほんとに満たされたような気持ちになるなぁ・・・。
・・・⑦へ続く・・・