鍛冶小屋跡で コーヒーを飲みながら景色を眺め、
この後 どうしようか考えた。
・・・山頂台地に戻り、岩根沢・本道寺コースの方へ少し下ってみようか。
・・・姥ヶ岳まで行こうか。
静かな岩根沢・本道寺コースを少し下って のんびり過ごすの、
いいかも!
でも・・・
久しぶりの月山だし、
土日ほど登山者が多くないので、
姥ヶ岳まで行くことにした。
牛首から下って 牛首下分岐からリフト上駅の方へ歩き、
姥ヶ岳~金姥~柴灯森~山頂・・・と周回してくるのがいいな。
ということで、
牛首分岐から左へ。
柴灯森手前の雪渓は だいぶ小さくなってる。
この道を下りながら遠くに見えることを期待していた朝日連峰は、
残念ながら ガスに隠れてしまった~。
小さな沢があるところは、いつも気になってパチリ。
石の階段から 木道へ。
緑の波の中で、
すでに黄色や茶色になってきたコバイケイソウの葉が揺れている。
ここも・・・
雪渓が解けた水が流れるところ。
雪渓が 小さくなって、
この時は もう水音が聞こえなかったけれど。
たくさんある石の中に、
たまに 立ち止まって眺めてしまうような石もある。
ニッコウキスゲの鮮やかなオレンジ色の花は、
やっぱり元気をくれる。
一日花のニッコウキスゲ、
ツボミが 大きさが咲く順番になっててオモシロイ。
10:24 牛首下分岐まで来た。
ここから右の木道を進んでいくと
リフト上駅から姥ヶ岳へと続く道に合流する。
・・・のはずだったのだけど、
私の脚は 左へ進んでいった。
頭では 右に進んで姥ヶ岳へ登っていこうかと思っていたけれど、
斜面を流れる水と一緒に咲くオタカラコウの花を見たい気持ちがあったからかも。
この道を姥沢小屋跡まで下っていったら、
リフトに乗って上がって それから姥ヶ岳へ登ろう。
まだ日が長い時期なので、下山が夕方になっても大丈夫。
久しぶりの月山を のんびり景色を眺めながら歩くことにしよう。
道の両側に たまに現れる池塘を見つつ・・・
下っていく。
しばらく下ったところにある木道のそばの大きな石。
昨年、この石の上に座って コーヒーを飲みながらボ~ッと景色を眺めていたことがあったなぁ。
その後、牛首下分岐の少し先まで登って、
木道のベンチに腰掛けて さらに1時間もボ~ッと過ごしたんだった。
この日は、姥沢からリフトに乗って上がり、姥ヶ岳~山頂まで行こうと思っていたら、
リフト乗り場に長蛇の列ができているのを見て リフトに乗るのをやめ・・・
とりあえず? 姥沢小屋跡の方から旧道を登り始めたものの・・・
登山道が人でいっぱいなのだろうと思うと 上に行く気持ちが無くなり・・・
ボ~ッとした気持ちのまま、のんびりゆっくり登って・・・
あの大きな石が目に入ったので、その上に上ってコーヒータイムにした・・・。
その時その時の状況に合わせて、いろんな山歩き。
長い時間、じっくり山を歩いたり・・・
山頂まで行かなくても、
景色の良いところで コーヒーを飲みながらボ~ッとしたり・・・。
しばらく下っていくと、水音が聞こえてきて・・・
斜面を水が流れ落ちる場所まで来た。
ここから 少し下っていくと、
斜面を水が流れ落ちる場所に来た。
水の流れに沿って 斜面の上の方から・・・
下の方まで・・・
オタカラコウが咲くのだ。
雄宝清水で冷たい水をいただこうと楽しみにしていたのだけど、
先日の大雨の影響か水が茶色く濁っていたので 止めた。
水の流れる登山道から、
木の根を跨いで歩く道に。
足元に気をつけながら 下っていく。
木道わきにミズバショウのあるところを過ぎると・・・
木道と石の道を繰り返しながら下っていく。
樹林帯に入っても ゆるく風が吹いていたので ありがたかったな。
道が右にカーブし、
ブナの大木の中を歩くようになると、
姥沢小屋跡の登山口は近い。
11:18 姥沢小屋跡の登山口まで下ってきた。
姥沢から山頂までは それほど時間がかからないということで、
これからリフトを使って登る登山者の姿が ポツポツ見えた。
私も これからリフトで上がるよ~。
・・・⑤へ続く・・・