THANKS TO YOU !!!

のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'24/08/21 鳥海山・鉾立より⑨…伏拝岳~鳥海湖~長坂道T字分岐~鉾立~帰路

 

伏拝岳から笙ヶ岳の方を見ると、
南側からのガスで もうすぐ隠れてしまいそうだった。

この後 ガスは どのくらい流れてくるかなぁ・・・
と思いながら 伏拝岳からさらに下り始めた。

御田ヶ原の斜面を登り返して御浜を通って下るより、
鳥海湖のそばを通って長坂道に出て、河原宿から賽の河原に抜けて下りたいんだよなぁ・・・。

この後の状況を見て決めよう。


たまに立ち止まっては、
外輪内壁の石の柱を眺める。
イワウメやコメバツガザクラが ところどころに張り付くように生えている。


こういう柱がたくさん並んでいる壁の様子を見上げながら
千蛇谷コースを登ったのだった。


 


おやおやっ、ガスが鳥海湖の近くまで上がってきたぞ。

 

ガスの様子が気になりつつも・・・

 

まずは、足元に注意して下っていく。

 

向こうに標柱が立っているのが見える文殊岳。
文殊岳は、千蛇谷から見上げた時に どこにあるのか やっと分かるようになったよ。

 

ヤマハハコの花がたくさん咲くところを過ぎ・・・

 

15:10 文殊岳まで来た。

 

奥の 陽の差している外輪内壁が目にとまった。

そして・・・


荒神ヶ岳と新山。

陽のあたっているところと 日陰になっているところと・・・。
光と影がつくる景色をしばし眺め・・・

文殊岳から下り始めた。

 

実が赤くなったナナカマド。
下には 溶岩流のしわ。

 

雲をバックに咲くヤマハハコ。

 

岩に生えているイワヒゲ。

 

あれこれあ眺めながら下り、
ふと振り返ると、文殊岳が遠くなっていた。

 

見下した千蛇谷に 外輪の影がうつる。

 

私の影も映らないかな~と 手を挙げて見たりしたけれど・・・
残念、自分の影は見えなかった・・・。

 

七高山で お会いした方々。
それぞれ下っているのだけれど、
時々 いっしょになって お喋りしたりして。

 

前回 花をよ~く眺めたイワヒゲ。
今は実をつけていた。
中の種が すでに出てしまったようなものもあるぞ。
どんな種なのかなぁ・・・。

 

 

外輪内壁の少し出っ張ったところに 自分の影が映った。

 

少し前を行くお二人も、
下りは 鳥海湖のそばを通っていきたいそうで・・・

私と同じように 御田ヶ原分岐まで下った時のガスの様子を見て決めるそうだ。


外輪山・千蛇谷分岐を通過。

 

 

15:48 七五三掛まで下ってきた。

山頂には 少しガスがかかってる。


中島台の方は ガスが少なくなってきた感じがするけど・・・。

 

この後の鳥海湖付近はどうかなぁと思いながら 
七五三掛から下っていく。

 

一段下がったところで、
毎度気になる南側を眺める。

 

その端にあるトウウチソウが 午後の陽を浴びていた。

 

反対側も なぜだか気になるところ。

 

気になるところが増えていくなぁ・・・。

 

八丁坂を下りながら 何度も何度も 鳥海湖の方の様子を確認。


さっきより ガスが少なくなってきたし・・・

道に迷うことは無いし・・・

ってことで、


16:05 御田ヶ原分岐から 鳥ノ海分岐の方へ入っていく。

 

静岡の方も 一緒に 鳥海湖経由で行くとのこと。

 

うっすらガスが流れる木道を お喋りしながら歩き・・・

 

鳥海湖のそばに出た。

 

幻想的・・・。




鳥海のガスは 少しずつはれてきて・・・

 

少なくなった水に 新山と外輪が映っていた。

 

あのアーモンド型?ラグビーボール型?のところは、
鳥海湖の水が減っても 水が減ってない。
池塘なのかなぁ・・・。

 

こちらは、少し減ってきている様子がある。

 

あのお二人もやってきて・・・

 

長坂道に上がる木道では4人一緒に。

 


少しずつ紅葉が始まっているのか、
緑の中に赤の葉が見えるね。




16:54 長坂道T字分岐で一息入れてから・・・

 

分岐から 河原宿の方へ下っていく。

 

午後の陽で草が光る南側の斜面を ガスが流れてくる。

 

 

 

辺りは 少しずつ秋の色に変わりつある。

 

午後の光の中、この場所を歩くの、いいなぁ・・・。

 

お喋りしながら どんどん下っていく。

 

 

このまま下っていくと、下山は18時15分くらいになりそうとのこと。

 

17:17 河原宿から賽の河原に来た。




賽の河原からも どんどん下っていく。

 

すっかり西に傾いてきた陽の光の中を ひたすら下る。

 

「いつもの場所」になりつつあるところで、
振りかえって 山頂をパチリ。

 

ガスの中に浮かんでいるように見える展望台。

 

我々が付いた頃には、ガスが下がっていた。

奈曽渓谷と 夕日に染まる山頂を眺め・・・

北側の景色を眺め・・・




夕日を眺め・・・




最後に 脚の長い自分をパチリと撮ってから・・・

 

18:20 無事に下山。




帰路、R345に入ってから見た鳥海山は、
暗くなった空にスッキリ見えた。

 

もう少しで自宅に着くという頃には、
東の空に煌々と輝く月が・・・。

「次は いつ山に行けるか分からないから、ゆっくりのんびり歩きたい」
と思いながら行った鳥海山
ゆっくりのんびり歩くことができて大満足!