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のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'24/10/25 鳥海山・千蛇谷コースを往復⑧

 

長坂道T字分岐のベンチで一息入れた後、
河原宿の方へと下っていく。

 

朝 ガスが流れていた河原宿付近、
スッキリ晴れて 日本海の方まで見えた。



振り返ってみた山頂も。

 

すっかりドライフラワーになっているイワショウブ。

 

この時期の愛宕坂からも 景色を眺めたいと思いつつ、
毎度ここを下ってしまうなぁ。




遅くまで雪渓が残る所には、
水が溜まって青空が映っている。

 

ここの沢にも少し水が流れてる。


雨が降ったら水が流れて・・・
何日も降らない日が続いたら 涸れて・・・
と、繰り返しているんだよね。


河原宿の辺りも 少し水が流れていて、
チョロチョロと水音が聞こえていた。

 

ここから賽の河原へ。

 

水音を聞いたり・・・

 

植物の様子を眺めたり・・・

 

水路の様子を見たりしながら歩いて・・・

 

15:03 賽の河原に来た。


河原宿の方を振り返って眺め・・・

御浜からの道の方を眺める。


千蛇谷コースをご一緒したSさんらしき人の姿は見えない。
千蛇谷コースの下りも サクサク下っていかれたので、
おそらく すでに賽の河原を通過して下っていったのだろう。


ゴリラの横顔みたいな石を見下ろすところまで来たら、
下の方に Sさんらしき人の姿が見えた。
やっぱりサクサク下っていかれてましたね。

 

どんどん陽が傾いて行く。

 

この時期 15時半にもなると、
すっかり夕方の光という感じだな。

 

いつだったか、もっと薄暗くなってからここを下った時、
少し手前から見た この石の手前の影部分がクマのように見えて
しばらく立ち止まっていた時があったな。(;^ω^)

日陰の道は 何となく心細いけれど、

 

尾根に出ると、陽が当たって明るくなり、ちょっとホッとする。

 

県境付近まで来た時、
少し先に ゆっくりゆっくり下っている人と、
その人に付き添いながら歩いているようなお二人の姿が見えた。

 

ドロドロした溶岩が冷えて固まったのかなぁ~
と思いながら いつも眺める岩。

 

観音森の方に目を向けると・・・
小さくキラキラ光っているところが目に入った。
あの辺りに池塘でもあるのだろうか?

 

陽が少しずつ傾いていくにつれ・・・

 

その光 少しずつオレンジ色っぽくなっていく。

 

ナナカマドのゲートで振り返り、
山頂の方を見る。

 

このままいくと、
夕焼け色に染まっていく様子が見られるかもしれないな・・・。

 

陽の光に透けた葉が眩しい。

 

 

 

斜面の木々も それぞれの色を輝かせている。

 

いつの間にか3人に追いついた辺りで 辺りが夕日の色に輝き始めたので、




何となく お喋りしながら 
同じような所で立ち止まって景色を眺めながら下る。

お二人はご夫婦で、もう一人の方は どちらかのお父様、という感じ。
札幌から車でいらしたのだそうだ。


「私、84歳なんですけど・・・
 今回は『祈りの山歩き』に来たんですよ。」


そうおっしゃる白髪の方は、
とてもゆっくりなペースだけれど、しっかりした足取りで一歩一歩下っていた。



昨年、自動車運転免許を返納。
その後は 毎日 札幌市内の自宅から近い山を歩いているそうだ。

「季節ごとに景色が変わるし、一日一日 変化があるから、
すばらしいんですよ。」
と、穏やかな笑顔で その方は話してくださった。




16:14 下山。
      札幌からの方々にとお別れ。
      短い時間でしたが 楽しい時間をありがとうございました!


辺りは すっかり夕日の色につつまれ・・・

駐車場から見た山頂も 夕日の色に染まっていた。

 

大平駐車場で車をとめて 吹浦コースのある斜面を眺めた。

 

木々がオレンジ色に染まって美しかった。


この辺りの時間帯が 一番 夕日色に輝いていただろうか。

さらにブルーラインを下っていき、小野曽集落の近くまで来た頃には、
笙ヶ岳が 沈んだ色になってきていた。

 

R345に入ってから眺めた鳥海山は すっかり落ち着いた夕方の色に。
中腹から下の紅葉していた。

 

少しずつ変わっていく空の色を眺めながら帰宅した。