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のんびり山などを歩きながら 目に入ったものをパチリパチリ。そんな写真による記録。

◆'23/03/29 鳥海山山麓・中島台⑥

 

 

鳥越川の水音が大きくなり・・・
この先、樹林帯に入っていく。

 

下りも ヤセ尾根を歩いて行くことができた。

 

昨年は、この左側がグザグザに崩れかかっていたので
反対側の斜面をトラバースしたんだよなぁ・・・。

 

ヤセ尾根を過ぎてから 振り返って見る。

 

 

 

鳥越川を覗き込んで 
勢いよく流れる水の音に しばし聴き入った。




ブナ林を下っていく。

 

 

ここも 湧水ポイント?




唐吹長峰の方を振り返って見る。

 

 

 

 

 

 

 

 

雪面の模様がオモシロイ。

 

 

 

 

 

ここでも しばし立ち止まって鳥越川を眺める。





 

ここからの下りのブナ林は ドキドキ。

 

沢地形のところに下るポイントを見逃しやすいから。

 

昨年初めて来たときも、見逃しそうになったから、
よく見ながら下って行こう。

・・・と思いながら下っていったのに、
気づいたら見逃してしまっていた~。
というか、
鳥越川のそばから少し方向を変えた時に、
すでにやや西よりに下り始めてしまっていた。

地図を眺め、辺りを見て、
すでに獅子ヶ鼻湿原そばの冬季ルートの方まで下ってきていることに気づいた。

戻るべきなんだろうなとも思ったけれど、
下りられそうな斜面を下っていくことにした。


( 同じところを下った足跡があったけれど、
  その方は途中で引き返したようで、途中で足跡が無くなっていた。)

 

斜面を下ったのは こんなところ。

 

うわ・・・いかにも湿原って感じだぁ・・・。

そして その先には・・・


水音が響きわたる残雪の獅子ヶ鼻湿原が広がっていた!

 

予定と違うところを下ってしまって焦る気持ちが大きい一方で、
初めて見る素晴らしい景色に すっかり感動してしまった私。

 

体中の細胞の一つ一つが震えるような感覚になった。

 

溶岩流末端崖の近くを通り、
湿原の西側の雑木林の方へ歩いて行く。

 

途中、木道が出ているところもあったけれど・・・
周回コースの木道がハッキリわかるようになるのは まだ先。

 

でも、こういう時期の獅子ヶ鼻湿原を歩いてみるのも良さそうだな・・・。

 

そんなことを思いながら雑木林を歩き、
導水路そばの林道に出た。

 

ここまで来て ちょっとホッとしたけれど・・・

 

 

ホッとするのは まだ早かった。

 

木道が通っているところには 細い木々がかぶさっていたので、
藪の中、歩きやすそうなところを歩かなければならなかったから。

うひゃ~と思いながら 藪の中を歩いていると・・・


陽の光に輝くマンサクが たくさん咲いているのに出会って感激!



ふと遠くに目を向けると、奥に見えたのは・・・稲倉岳?
さっきまで眺めていたのとは 全然ちがう山みたい。




鳥海マリモのポイントになっているところも通過。




駐車場がある方へ戻るには もう一つ小さな尾根?を越えなければならないんだけど、
どこから斜面を登っていこうかな・・・
とウロウロしながら良さそうな場所を探していると、
後ろから歩いてきた方がいた。

その方とお話しながら斜面を登って越え、赤川沿いの方へ。
赤川を渡る橋は、すっかり日陰に入っていた。




駐車場が見え、ようやく安堵感が。(;^ω^)

16:25 中島台レクリェーション広場の駐車場に到着。


神奈川から運転してきたという方、
3連休が取れたので、東北の山を周りに来たのだそう。
この日は車中泊して 翌日は岩木山、その次は 安達太良山かな・・・と言うのでビックリ。( ゚Д゚)

楽しんできてください!


神奈川の方に挨拶し、帰路についた。

 

下るポイントを過ぎてしまって焦ったけれど・・・
そのおかげで?初めての景色・なかなか見ることのできない景色に出会うことができ、
その景色が とても印象的で心に残った日になった。



次の機会には、
もっと早くスタートして、千蛇谷あたりまで行きたいなぁ・・・。