宮沢コースとの分岐に戻り、金沢コースをちょっと登ると、
今度は、大沢コースへの横道に入る分岐がある。
もちろん、横道へ。
横道に入って間もなく、
木々の間から 下池や大山公園、遠くには金峯山～鎧ヶ峰～母狩山も見えていた。
横道は、独りで歩くのが心細く感じるところもあるけれど、
何だか好きなんだよなぁ・・・。
斜面をトラバースする道が続く。
キョロキョロし過ぎると 左側に滑り落ちていかないようにしつつ、
やっぱりキョロキョロ。
あれっ？
この辺りのカタクリ、ツボミが無くなってる。
誰が食べたんだろう？
あらら・・・。(;^ω^)
ヒツジのようなエンレイソウの花。
斜面の下の方へと流れていく水音が聞こえてきた。
道を塞ぐ倒木。
木の下をくぐった跡と 道の下の方を木を跨いだ跡が あった。
私は 木の下をくぐることに。
くぐりぬけたところには 小さな流れがあった。
こんなふうに、山のあちらこちらで水が流れているんだね。
その近くには、シダの葉。
崩れませんように！・・・と思いながらくぐっていった。
谷地形になっている方には 高木が いくつも。
樹齢は どのくらいなのか。
斜面に沿った道を進んで行き、大沢コースに合流するところに近づくと、
前方に あのピンク色のビニールが見えてきた。
松くい虫の被害に遭ったマツを伐採し、燻蒸しているようだった。
分岐まで来た。
大沢コースを横切って さらに横道を進む。
分岐を過ぎて間もなく、木々の間から見えた向こうの斜面には、
ブナを中心とした雑木林。
その枝が 赤っぽくなっている。
大沢コースと岩倉コースの間の横道も 好きなんだな。
手のような・・・
飛んでいる鳥の足のような・・・。
カタクリの、いろんな大きさの葉。
まだ花が咲かない葉も。
小さな流れを越える手前に、大木。
その根元に シダやハクサンイチゲ。
まだ眠っているようなエンレイソウの花。
斜面には、ツバキの木がたくさん。
見上げた斜面にも。
ここは すこ～し登り。
尾根を一つ横切ると、
向こうに八森山が見え、道は 緩やかな下りに。
陽のあたる時間の長いところは、また様子が変わる。
まだ咲いていたマンサク。
その奥に赤っぽく見えているのは、もしかして花が咲いたブナの枝？
岩倉コースまでの斜面も、カタクリがたくさん咲くところ。
まだツボミが多かったけれど・・・
咲いていた花も。
そして・・・
花が咲くまで 何年かかかりそうな葉も。
毎年この時期 楽しませてくれるカタクリ、
ありがとう。
１０：２９ 岩倉コースに合流。
向こうに 通行止めのゲートがあるけれど、
そのすぐ手前から 瀬ヶ沢コースに出る横道には入っていくことができるね。
・・・③へ続く・・・
